このページでは、シラミに寄生された場合の実害について述べていきます。
● かゆみ
アタマジラミの寄生による実害には、まずは「かゆみ」があげられます。これは吸血された際に生じるアレルギー反応です。アレルギー反応ですから、初めて寄生された場合、初期段階では「かゆみ」を感じません。時間の経過とともに抗体ができてくるため「かゆみ」が発生するのです。
また、この「かゆみ」の程度には個人差があります。
● 皮膚の炎症
アレルギー反応、そして爪によるかき傷から、頭皮に炎症が生じることがあります。
● 増殖
シラミの成長はとても速く、そして大量に産卵します。そのため、短期間で恐ろしいほどに増殖しやがります。
● 強固な卵
アタマジラミの卵は、髪の毛にまるでセメントのように強固に産みつけられ、除去することは用意ではありません。
● 嫌がられる
誰しも、伝染性疾患の感染者に好んで接触したりはしないでしょう。でも、それらの疾患に感染してしまった人も、好んで感染したわけではありません。
アタマジラミの寄生も同様です。好き好んで寄生される人なんていないのです。そして、アタマジラミは衛生・不衛生関係なく、誰にでも寄生する寄生虫です。
絶対に差別・イジメの対象にしてはいけません!!!!!!!
絶対に空気感染はしません!!!!!!!
絶対に他の感染症にかかることはありません!!!!!!!
身近な人がアタマジラミに感染していても、正しい知識を持つことで、ごく普通に接して頂いて問題はありません。
● かゆみ
コロモジラミの寄生による実害にも、まずは「かゆみ」があげられます。これも、奴らの唾液に対するアレルギー反応です。
吸血部位が広範囲におよぶ場合が多く、激しい「かゆみ」に悩まされる人が多いそうです。
● 皮膚の炎症
激しい「かゆみ」から、かきすぎによる傷、そしてその傷から細菌が侵入し二次感染をまねくことがあります。
● 増殖
コロモジラミは、アタマジラミを上回る繁殖力を誇ります。
● 強固な卵
産卵場所は主に人肌に触れる衣服等ですが、アタマジラミ同様、強固にこびりつけるように卵を産みつけます。
●感染症
発疹チフス・回帰熱・塹壕(ざんごう)熱等の感染症を媒介します。※現在の日本では発見例はありません。
● かゆみ
ケジラミの吸血によって生じる「かゆみ」には、かなりの個人差があります。猛烈な「かゆみ」を感じる人がいる反面、まったく「かゆみ」が襲来しないため感染に気がつかず、ケジラミを拡散させているイケメン君やカワイ娘ちゃんがいることを、我々は肝に銘じておかなければならないのです。
● 皮膚の炎症がない
凄まじい「かゆみ」から、かきすぎによって炎症を引き起こすことはありますが、ケジラミが起因のアレルギー反応には「皮膚発疹が出ない」という特徴があります。そのため感染に気がつかず、ケジラミを拡散させているイケメン君やカワイ娘ちゃんがいることを、我々は決して忘れてはいけないのです。
● 増殖
個人差はありますが、人は基本的にイケメン君やカワイ娘ちゃんが大好きです。しかしケジラミはイケメン君だろうがカワイ娘ちゃんだろうが平等に感染します。そう、イケメン君やカワイ娘ちゃんがケジラミを拡散・増殖させているかもしれない事実を、我々は風化させてはいけないのです。
● 強固な卵
産卵場所は主にプライベートヘア(陰毛)ですがケジラミの卵も強固に産みつけられます。そして、肉食女子であるケジラミの雌が、「イケメン君の股間であればあるほど頑強に産みつける」なんてことは、容易に想像がつくのです。
● 広いストライクゾーン
「イケメン君やカワイ娘ちゃんが好き」と思われがちなケジラミですが、奴らのストライクゾーンは恐ろしく広いです。脚や腹部等の体毛から、眉毛・まつ毛そして頭髪まで、ほぼ全身に生息可能です
● 痴話喧嘩の火種に
ケジラミに感染した人の大多数には、やましい思いがあるものです。夫婦間・カップル同士では、当然相手にそこを鋭く突っ込まれます。そういうものです。
● あだ名になる
「ケジラミに感染した」という事実が知れ渡ってしまった以上、「ケジラミ」を「あだ名」にされる覚悟が必要になります。そういうものです。