このページでは、「シャンプー剤の成分」について、ざっくりと書いています。
洗浄基剤とはシャンプー剤の主成分で、主な働きと成分名は以下のとおりです。
●主な働き
洗浄基剤の主な働きとは、「汚れの洗浄と泡立ち」です。まさにメイン業務です。
●主な成分名
主な成分は、「シャンプー剤に最も適している界面活性剤」の称号を持つ「アニオン界面活性剤」です。そして、「アニオン界面活性剤」には、以下のような種類があります。
・高級アルコール系界面活性剤
・石鹸界面活性剤
・アミノ酸系界面活性剤
洗浄助剤とはシャンプー剤の副成分で、主な働きと成分名は以下のとおりです。
● 主な働き
洗浄助剤の主な働きとは、「泡立ちと泡質を良くする」ことです。まさに助け役です。
●主な成分名
主な成分は殺菌・柔軟作用を持つ「両性界面活性剤」と、浸透性を高める「ノニオン界面活性剤」です。
コンディショニング剤とはシャンプー剤の副成分で主な働きと成分名は以下のとおりです。
● 主な働き
コンディショニング剤の主な働きとは、「髪にしっとり感やツヤを与え、手触りやクシ通りを良くする」ことです。予想通りの働きっぷりです。
● 主な成分名
主な成分は、「油分」「ppt」「カチオン化セルロース」などです。
● アニオン界面活性シャンプー剤の分類
アニオン界面活性剤が主原料の洗髪剤には
・高級アルコール系
・石鹸系
・アミノ酸系
などがあります。
● だから!?何が良いの!?
どんなシャンプー剤が良いのか?
一言で言えば、この議論に正解はありません。
「低刺激」にこだわるのであれば「両性イオン界面活性シャンプー剤 = ベビーシャンプー剤」となりますが、「職業柄、油脂分が頭髪・頭皮に付着してしまう人」が、その弱い洗浄力で良いのか?という話になります。
ちなみに一般に、アニオン界面活性シャンプー剤をランク付けすると
1位 アミノ酸系
2位 石鹸系
3位 高級アルコール系
とはなります。しかし、順位イコール正解とも言いきれません。
が、ただひとつ、これだけは言えます。
洗髪で大事なのは、シャンプー剤選びよりも「すすぎ」なのです。